しなもんろーる(仮)

現役カナダ留学生が現地で面白いと思ったものを紹介します。

<ザ・定番?>カナダに来たらアイスホッケーを見て欲しいって話。

こんにちは、くみです。

 

 突然なのですが、みなさんスポーツ観戦ってしますかね??

日本だったら、野球やサッカーが定番な気がする。人にもよると思うけど、スポーツって生活の中の娯楽としてかなり大事なものですよね。

 

自分は現在カナダに留学していて、カナディアンスポーツの大定番であるアイスホッケーを見るのにそれはもう夢中だったんですよね。ほぼ毎晩のようにテレビに食いついて見てたもんです。今はもうシーズンじゃないのでメジャーリーグを見ているのですが、今回はせっかくカナダのスポーツってことでアイスホッケーについて軽ーく紹介しますね。

 

二度言いますが本当に軽ーくです。授業が疲れたので。

 

 

まずアイスホッケーですがシーズンは10月からプレイオフも合わせたら6月の中旬までやってます。今が7月だからついこの間までやってたってことですね。

 

チームはアメリカ24チーム、カナダ7チームで合計31チームで優勝を毎年狙う形ですね。

ん、まて、

カナダ少なっ、、、、

 

そう、カナダ圧倒的に少ない。でもこれはメジャーとかでも一緒だし、北米では当たり前なんだな。てかアメリカに街がありすぎなんだきっと。

 

 

しかし僕はナイアガラに来る前はバンクーバーに留学していたので贔屓のチームはもちろんバンクーバーのチーム、Vancouver Canucks!

Canucksは古い言葉でカナダ人って意味だそう。日本でいう倭人的な。

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ファン過ぎて愛用のMacに貼ってます。シャチがモチーフなんだとか

 

ルールですが、試合は第3ピリオドまであって1ピリオド20分です。んでもってフィールドに立てるプレイヤーは各チーム、ゴールキーパー(Goal Tenderと呼びますが)合わせて6人。ベンチとの選手交代はいちいち申請しなくていいので目まぐるしくメンバーが入れ替わります。攻撃力を上げるためにキーパーを抜いてオフェエンスを入れるのもありです。こう見るとかなり自由だなw

また、ファールがあるとその選手はペナルティボックスたる牢屋みたいのにぶち込まれ、その間(基本的には2分間)ファールのあったチームは一人少ない状態でプレーをしなくてはなりません。これをパワープレイと呼び、基本的にこの2分間のパワープレイの間に点が動きます。

 

まあ基本的なルールはこんなもんですかね、もっと細かいルールはたくさんあるけど、それは今回の趣旨ではないので。あと授業疲れたし。(2回目)

 

バンクーバーのホームスタジアムはRogers Arenaという名前でダウンタウンにあるから行くのは楽チン、スカイトレインから毎日見えてたしね。

スタジアムの中はこんな感じ。

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3階席からの写真

天井からぶら下がってるディスプレイがかっこいいって思ったの今でも覚えてる。

 

試合前はEDMやら流行りの曲が大音量で流れていてライブのような感覚。

開始直前になると、カナックスのオープニングムービーとともに選手入場。

ふう、しびれるぜ全く。

 

アイスホッケーで特筆すべき特徴っていうのは3つほどあると思うんですよね。

スピード感。トリッキーな動き。ファイティング。の3つです。まあ説明します。

 

まず、最初にスピード感ですが、このスポーツはとにかく何もかもが早えええ。

試合中はパック(サッカーでいうボール)というものを打ち合ってゴールを狙うのですが、これが死ぬほど早い。選手が全力でシュートを打つと時速は160キロまで上がるそう。ちなみに初めてアイスホッケーを見に行った時はパックを全く目で追えなかったのを覚えてますw

パックだけでなく選手のスケートによる加速や、コートが狭いので一瞬でカウンターなど、形勢が変わるので常に目が離せません。忙しい。

 

 

次にトリッキーさ。アイスホッケーなので当たり前なのですが、みんなスケートしながらプレイしてます。この時点で尊敬の翁。それで長い棒持ちながら小さいパック追ってシュートまで打つんだから、スキルえぐい。

そんでもってオフェンスは華麗に滑走し、ディフェンスは後ろ向きで滑りながら守ったりと、他のスポーツでは見れない圧倒的なトリッキーな動きを楽しめます。

 

最後にファイティング。これまじで初めて見た時びっくりしたんですけど、すぐ喧嘩するこのスポーツ。”氷上の格闘技”とも呼ばれている理由がこれですね。

タックルがOKで、いやでも接触が多いスポーツなので選手のフラストレーションもたまるのは大いに納得できます。自分もテニス部の時にムカついてラケット折ったことあるし(絶対にやっちゃだめ)。

一度1対1のファイティングが始まると観客は大盛り上がり!審判もどちらかが倒れるまで止めないので、観客にとってこれがホッケー観戦の楽しみの1つであることは火を見るより明らかでしょう。そして終わると拍手喝采。なんだこれwって最初思いました。

やはりこれはスポーツにおける文化的差異なのでしょうか。大変興味深い。

 

 

まあとにかくこの3つの特徴が自分をホッケー大好き野郎に変えたのでしょう。

 

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青のユニフォームがカナックス

会場は常に応援と音楽でかなりうるさいです(褒め言葉)。それにプレーの音や迫力は絶対スタジアムでしか味わえないので、毎試合見に行きたいぐらいだったのですが。

いかんせんチケットが高い。。。。

試合によってチケットの値段は変わるのですが、だいたい経験上最低でも50ドルくらいは払ってた気がする。30ドルくらいの席もあったけど、せっかく見るならゴール裏とかからは見たくないし。。。

一番選手と近い席だと2か300ドルくらいした気が、、、、(寒気)

それで毎回死ぬほど客が来るんだから怖いよね。

 

でももしカナダに行くんだったら是非見て欲しい。演出、迫力、熱気すべてが日本と異なりますから。

 

ぜひスポーツというコンテンツで異文化経験をしてみてはいかがでしょう?

 

ではまた^^